授業でClassroom を使ってみるとどんな感じになるの?

こんにちは。株式会社Tekuru です。
今回はClassroom を実際の授業でどのように使えるのかをお話しします。

みなさんの中には、「Classroom を具体的にどのように使ったらいいのかわからない!」というかたも多いのでは??
今回の記事を読んで、Classroom の使用方法の具体的なイメージを持っていただけたらと思います。

Classroom を作成するとどうなるの?

Classroom でクラスを作成すると、このような画面がトップ画面で表示されます。

Classroom では、各授業ごとにクラスを作成して管理をすることができます。
ただ、写真の通り、クラス名が長いと途中で切れてしまっています。そのため、似たような名前の授業(ここでは、ICT入門とICT応用のクラス)があると、見分けるのが大変です。そのため…
  • クラス名の頭に【〇曜日△限】などの一目でどのクラスかがわかる文言を入れる
  • 各クラスのテーマを変更しておく
ことを強くおススメします。各クラスで、お好きなテーマを選択することで見た目のカラーを変えられるので、テーマとクラスを紐づけておけば、自分がどのクラスを今管理したいのかを一目で見分けることができますね。

4つのタブがあるけどそれぞれどう異なるの?

>クラスの中はどうなっているのでしょうか?表示したいクラスを一つクリックすると、ストリームタブが表示されます。上のバーを見てみると、「ストリーム」「授業」「メンバー」「採点」という4つのタブが存在しています。それぞれ、どのようなものなのでしょうか?



【ストリームタブ】



ストリームタブは、クラスのトップ画面です。
コンピュータのテーマが大きく表示されている画面は、そのクラスの詳細が表示されています。クラス名が大きく表示され、セクション、そしてクラスコードも表示されています。
クラスに配布資料など投稿した時や、課題を出した時などの何かしらのアクションが起こった際に、そのアクションを時系列順に表示してくれます。常に新しいアクションが上に来るようになっています。
例えば、こちらの画像では、Google ドキュメントの課題⇒Google スプレッドシートの課題⇒Google スライドの課題の順で、課題がクラスに登録されたことがわかりますね。
そして、投稿お知らせの左にある「期限間近」と書かれた部分には、期限が迫っている課題を表示してくれます。これなら、課題を出した自分(先生)が課題の期限っていつにしたっけってなっても心配ありませんし、リマインドにもなるので簡単に課題の期限管理をすることができますね。



【授業タブ】



授業タブでは、その授業で使う参考資料や配布資料、そして課題などを作成することができます。
よくみると、出席確認、参考資料、授業資料という青くて大きい文字があり、その中に資料などが投稿されていることがわかります。これは「トピック」機能で、投稿するものに対して、トピックを関連付けることで投稿をトピック別に整理することができます。
これなら、沢山の資料を生徒に共有しても、ずっと整理されていますし、後から復習するときに大変便利ですね!

授業資料などを投稿をクリックして、詳細を表示させるとこのようになります。
投稿に記載した文章などが表示されていますね。リンクや資料が添付してあると、文章の下にその添付されたものがクリックできるようになっています。
生徒は、このページから簡単に授業資料にアクセスできるのでとっても楽ですね!
それに、欠席してしまった生徒にわざわざ資料を取りに来させるといったことも無くなるので、かなりの手間が省けます。
もう、大量の資料を印刷して教室まで持って行く必要はないと思うと、気が楽になります!そもそも紙を使わないので資源消費も抑えられます。なんてエコなんでしょう!

課題の方も見てみましょう。
投稿と同じように、課題の詳細が表示されます。添付資料やリンクがある場合は、文章の下にそれらが表示されます。右上に課題の点数が表示されます。
最近(2020年4月21日現在)のアップデートで、ルーブリック機能も追加しました。
ルーブリックは、項目別で評価基準を示したもので表のようなものです。採点基準が明確になるため、生徒はどのようなところに気を付けたらいいのかを意識して課題に取り組むことができます。ルーブリック機能については、また後日お話ししますね。


提出物と書かれたところをクリックすると、表示していた課題の提出状況を見ることができます。誰が提出済みで、誰が提出していないのか、を一目でチェックすることができますね。この画面から、各生徒のレポートや作品を表示して点数をすることや課題のフィードバックをすることができます。
また、上の部分の数字に注目すると、「提出済み」「割り当て済み」「採点済み」の3つの部分が存在しています。ここからすべての提出物のステータスがわかります。採点済みの提出物が何個あるのかもすぐに確認できることから、採点し忘れなどのミスもなくせます。
インターネットとパソコンさえあれば、いつでもどこでも課題をチェックできるのです!



【メンバータブ】



メンバータブでは、このクラスに参加している生徒、そして管理している教師を一覧で確認することができます。
教師は、このクラスの管理者です。先ほどの授業タブから、生徒に対して資料を共有したり課題を出したり、お知らせを投稿することができます。また、生徒や他の先生を追加することができます。
生徒は、このクラスの参加者です。先生から共有された資料をチェックしたり、課題に取り組むことができます。また、投稿に対して質問をしたりすることもできます。
クラスに生徒を参加させ終わったら、履修登録をしている生徒が全員参加しているか、必ず確認しましょう。


【採点タブ】



採点タブは、生徒の課題の成績を一覧で確認することができます。
各課題で採点済みの場合は、付与した点数が表示され、各課題の一番上の行には平均点も表示されます。
また、提出されていない課題がある場合は赤い文字で未提出、提出が既に成されている場合は緑の文字で提出済み、と表示してくれるため課題の管理が非常に楽です。
もう、いちいち誰が提出しているのかを紙でチェックする作業はしなくてもよいのです!

Classroom すごくね…?

さて、授業でClassroom を利用するとどのように使えるのかをお話してきました。
なんといっても資料のシェアや課題管理が、段違いにになるのです。
もちろん生徒にとっても、スマホで簡単に資料や課題をチェック(Classroom のスマホ用アプリが存在)することができます。

Classroom を使えば、先生も生徒もスマートな生活を送ることができるのです。

今回、ご紹介した実装例でなんとなくこんな風に使えばいいんだな、と理解していただけたら幸いです。
もちろん、Classroom の活用例はこれだけではありません。教育機関のみならず、ビジネス、学生団体などにも応用可能です!
それはなんといっても、Classroom が…
バラバラに管理されていたものの体系化
することを得意とするからなのです!

Classroom の様々なシーンでの活用例については、今後アップしていきますので、楽しみにしていただければと思います!




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